
GBPラボラトリーズは、50・60代のミドルシニア世代を対象に、地域課題解決に挑む人材を育成する実践型スクール「GBPシニア」を、10月に開講する。
参加対象は、50〜65歳前後の管理職経験者や地域課題に関心を持つ人など。受講料は、198,000円(税込)+Stage3の実費(交通費等)。定員は先着30名程度で、8月20日(水)〜9月30日(火)の期間で申込を受け付けている。
なお、9月17日(水)・24日(水)の各20:00〜21:00に、オンラインでの説明会が実施される。
「GBPシニア」の設立背景
日本は少子高齢化が進み、持続可能な社会を維持するためには「シニア人材の活躍」が不可欠となっている。そのためには、シニア人材が企業で培った経験を活かし、地域課題等に挑む新たな役割を担うことが鍵となると言われている。
こうした流れを背景に「GBPシニア」が誕生。高齢化・人口減少が進む日本において、長年企業で活躍したミドルシニア世代が本来の自分、やりたい仕事を見つめ直し、地域貢献を含む多様なフィールドで新たな活躍を支援することを目的に設立された。
「GBPシニア」の特徴
「GBPシニア」は、セカンドキャリアを真剣に考える人々に向け、企業で培った経験や知見を地域社会の力へと活かす学びと実践の場を提供する。
従来の再就職支援を目的としたリスキリングを行うスクールとは一線を画し、ミドルシニア人材ひとりひとりが持っている能力を、本来自分がやりたい仕事のために発揮することを目標としてカリキュラムが設計されている。
また、課題解決による地域貢献を目指す「グローカルリーダー」の育成を掲げ、2022年に開講した「Green Business Producers(GBP)」の姉妹校の位置づけであることから、受講生は幅広い世代と全国に広がるネットワークをつないで交流・共創が可能となることも大きな特色だ。
プログラムの特長
「GBPシニア」のプログラムは、平日夜間(原則20:00~22:00)のオンライン講義+週末に実施するリアル講義やオフサイト合宿で、企業勤務者も参加しやすい。
また、地球環境保全のために短期間で全世界的に急速に普及することが予想されるリジェネレーションや、ミドルシニアが個人事業として起業した際に活用が必須となる生成AIなど最新領域の授業が充実している。
プログラムの概要

プログラムを構成するのは、3つのカリキュラムだ。
Stage1「マインドセット教育」では、自分が本来ありたい姿を見つめ直し、自らの可能性を再認識する。その帰結として新たなテーマで社会で活躍するための心構えを整える。
Stage2「リスキリング教育」では、日本が持続可能な社会を維持するために解決が必要な地域の社会的な課題の実情について学ぶ。
GBPメソッドの特徴であるオンライン学習とオフサイト合宿のハイブリッド講義で効果的に学習するとともに、「地域で頑張る人々」と数多く交流することによって、「自ら役に立ちたいフィールド」(自身の北極星的テーマ)の発見を加速させる。
Stage3「実践編(オプション)」では、地域貢献を本格的に目指す受講生を対象にGBPが誇る全国ネットワークを活かし、離島、限界集落など外部からの支援が必要な地域への体験合宿派遣を通じて、より実践的なトレーニングを行う。
また、当面大都市圏から離れられないが、将来のために訓練を希望する受講生には、都市近郊での地域貢献プログラムを提供する。
主な講師は、GBPシニア校長/GBPラボラトリーズ代表取締役CEOの瀧口直人氏、立命館大学の三上己紀氏、Fukusen代表理事/GBPラボラトリーズ社外取締役の細野真悟氏、You be You代表取締役/GBPラボラトリーズ社外取締役の井尾佐和子氏、ワンジェネレーション代表理事の鮎川詢裕子氏らだ。
GBPラボラトリーズについて

GBPラボラトリーズの活動拠点
GBPラボラトリーズは、自然電力会社ならびに自然基金が開講した「Green Business Producers」の拡大発展を目的として3月に設立された。
地域課題の解決に貢献するリーダーの育成並びにネットワーク化を通じて持続可能な社会づくりを推進している。
ミドルシニア世代の活躍を後押しする「GBPシニア」に注目したい。
■GBPシニア
対象:50〜65歳前後の管理職経験者や地域課題に関心を持つ人等
受講料:198,000円(税込)+Stage3実費(交通費等)
定員:30名程度 ※先着順
申込期間:8月20日(水)〜9月30日(火)
説明会(オンライン):9月17日(水)・24日(水) 各20:00〜21:00
詳細・申込:https://gbplab.co.jp/service/gbp-senior
(Higuchi)